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INTERVIEW 01

喜びの声をダイレクトに感じる”人対人”の仕事がしたい

桃原 猛

喜びの声をダイレクトに感じる”人対人”の仕事がしたい

学生時代に取り組んでいた柔道でケガをしてしまった時に「柔道整復師」という職業を知り、選手としてではなく選手たちのサポート役として柔道やスポーツに関わっていきたいと思い専門学校へ、地元の整骨院に勤めていました。
ところが、東日本大震災でお店が半壊してしまったことを機に職を離れることに。地域復興に関わる土木関係の仕事をしていました。その後、やりがいは感じていたものの、喜んでくださる方の声をもっとダイレクトに感じられる”人対人”の仕事がしたいと思い、復興も進み落ち着いてきたタイミングで柔道整復師としてもう一度働くことに決めました。当時、親戚の家業を手伝っていたので、平日は家業手伝い土日だけ接骨院に出勤するという生活を送っていました。体力的につらい時もありましたが、そこまでしても柔道整復師として働きたいと思える、私は本当にこの仕事が好きなんだと再確認することができました。
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院の技術向上のため、丁寧な指導を心がけています。

私は技術部長という肩書きをいただいていますが、日々の業務は他のメンバーとほとんど変わりません。技術部長としての仕事は、月1回の研修会でアプローチや治療方法を教えたり、新しく入ったメンバーへの技術指導です。あい鍼灸接骨院では、マニュアルを基準に指導・監督していき合格が出てからはじめて患者様の施術を担当してもらうことにしているので、技術水準を保ち院全体の技術向上を目指すのが私の役割です。
技術面での研修期間はだいたい1〜2ヶ月程度と目安はありますが、個人差がありますので、それぞれのポテンシャルやキャパシティに合わせて指導していくことを心がけています。例えば、中途採用の方でしたら施術の癖をとるところから始め、新卒の方へは分からないところや習得すべきポイントを見つけていくところから始めます。また、施術側と受ける側をどちらも経験してもらうことで、言葉だけではなく感覚的に施術を身につけられるように丁寧に指導をしています。
今後も技術部長として技術面での指導には力を入れていきたいと思っています。新卒の方や私のようにブランクがある方でも安心してください。みんなでしっかりサポートしていきます!
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適切な医療へ結びつけるのも私たちの役割

柔道整復師の人口増加に伴って整骨院の数も増え続けています。その中で選ばれる整骨院になるためには、高い技術と知識を身につけることはもちろん、多くの人から信頼され安心して通ってもらえなければなりません。そのために大切なことのひとつに、積極的な地域病院との連携があります。
私たち柔道整復師や鍼灸師ができる範囲は限られていて、手術をしたりレントゲンを撮ったりすることはできません。しかし、地域の病院へ症状をお伝えし適切な医療に結びつけることができれば症状に合わせた対処ができます。そして、治療後も病院と連携をとりながら経過を見守っていくこともできます。このように、患者様に寄り添いながら、病院とも良い関係をつくり地域に根ざした院をつくっていきたいと強く思っています。
最後に、あい鍼灸整骨院に勤めて7年目になりました。多いときには1日80人と毎日たくさんの患者様にご来院いただきます。「すごくよく寝れた、痛みがとれた、腰痛いのが治って運動できた」という喜びの声を聞けることがすごく嬉しく、改めて柔道整復師としてたくさんの人と関わりながら毎日を過ごせることに感謝しています。